こんにちは!国語講師のまみです!
子供が書いた作文、チェックしてあげたいのですが、
正しい原稿用紙のルールがわかりません💦
この記事では、そのようなお悩みが解決します!
是非読んで、ルールを確認してください✨
中学受験において、作文用紙の正しい使い方を理解することは非常に重要です。
適切な使い方をすることで、減点を避けることはもちろん、採点者に好印象をあたえます!
作文用紙の基本的な使い方をマスターしましょう!
Table of Contents
まずは原稿用紙の基本的なルールです。
これらは間違えると「減点対象」となります。
気を付けてくださいね✨
1. 規定された文字数を守る
作文用紙には、通常規定された文字数が設定されています。例えば、「800字以内」や「400字以上600字以内」といった指定があります。必ずこの規定を守るようにしましょう。文字数が少なすぎても、字数をオーバーしても減点対象となりますので、注意が必要です。
2. 行頭は1マス空ける
文の書き始め、改行をした後の書き出し等は、行頭を1マス空けることが基本です。このルールを守ることで、文章が整然として読みやすくなります。
3. 題名が必要な場合には2マス空ける
題名は、上を2マスあけて書き始めます。名前は、下が1マスあくように書きます。
4. かぎかっこ(「」)の使い方
会話文は、かぎかっこ(「 」)を用いて書きます。かぎかっこの始まりは1マス使いますが、文の終わりのかぎかっこは、句点と一緒に1つのマス目に書きます。会話文の書き始めは、基本的に改行しましょう。2行以上会話分が続く場合は、改行せずに書き続けて構いません。
5. 文末の句読点の位置
句読点(「。」や「、」)は、文字と同じように、1マスに1つ書きます。また句読点は、行の先頭に書くことはできません。句読点が最後マス目にきた場合には、文字と一緒に1マス内に書きましょう。
6.文末を統一する。
文体の統一とは、文の最後を「です。ます。」調の語尾か「~だ。~である。」調の語尾かに揃えるということです。小学校の作文であれば、どちらでも構いません。しかし中学校・高校では「だである」調を使うのが基本です。
7.小文字も一字として扱う。
「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」は一文字として扱います。
8.記号的表現は使わない。
「!」「?」「…」などの記号的表現は使いません。減点対象ですので注意しましょう。
9.数字は漢数字を使っておけば間違いない。
書きの場合、数字は必ず漢数字を使います。 横書きの場合は、漢数字、算用数字どちらでも可ですので、漢数字を使うと覚えておけば、減点はされないでしょう。
1. 字の大きさと形に注意
字の大きさが一定であり、整った形で書くことが大切です。急いで書くと字が乱れてしまいがちですが、丁寧に書くことで読みやすさが向上し、試験官に好印象を与えます。
2. 修正の仕方
間違った場合の修正方法も重要です。当然消しゴムで消すことが大前提ですが、どうしても時間がない場合には、間違えた部分に二重線を引き、その横に正しい文字を書く方法があります。
3. 練習時の用紙も本番を意識
日々の練習時にも、本番と同じ形式の作文用紙を使用することをお勧めします。これにより、試験当日に緊張することなく、自然な流れで作文を書くことができます。
作文用紙の使い方のポイントまとめ
- 規定文字数を守る:指定された文字数をしっかり確認し、その範囲内で書く。
- 行頭は1マス空ける:段落や会話の開始時には行頭を1マス空ける。
- 句読点の位置に注意:行末に句読点が来る場合は次の行の最初のマスに書く。
- かぎかっこの使い方:会話文や引用文にはかぎかっこを使用し、適切な位置に配置する。
- 空白行の活用:段落間に空白行を設け、読みやすさを向上させる。
- 字の大きさと形に注意:丁寧に書き、読みやすい字を心掛ける。
- 修正方法:間違った場合は二重線で修正し、修正液や修正テープは使わない。
- 練習時も本番を意識:日々の練習から本番と同じ形式の作文用紙を使用する。
中学受験における作文用紙の使い方は、作文の評価に直結する重要な要素です。基本的な使い方を理解し、丁寧に文章を書くことで、試験官に好印象を与えることができます。日々の練習から意識して取り組むことで、本番での成功に繋げましょう!