小論文の文末は「だ・である」で書こう。国語教師が文末表現を解説!

mami先生
mami先生

こんにちは!国語教師のmamiです。

 

この記事でわかること

・小論文で減点されない文末表現

 

 

ひよこ
ひよこ

「日本はこのまま温暖化対策に疎くてよいのでしょうか?」

・・・よし書けた!

mami先生
mami先生

ひよこ君、小論文を書いているのかい?

ひよこ
ひよこ

はい!うまく書けたと思います!

mami先生
mami先生

どれどれ。・・・・(沈黙)

小論文は「です・ます」調は使わない方が良いよ。

それに「?」マークは減点対象だ。

ひよこ
ひよこ

えー!そうだったんですか。。

mami先生
mami先生

うっかり減点を避けるために、正しい文末表現を知っておこう。

小論文の文末は「だ・である」調

1:「だ・である」調を使う場合

mami先生
mami先生

最初に、文章の文末表現は2種類あるよ。

①だ・である調(常体という)

②です・ます調(敬体という)

mami先生
mami先生

小論文では基本的に「だ・である調」を使おう。

ひよこ
ひよこ

書き書き・・

「私は今は小さなひよこですが、にわとりになりたいのだ。」

mami先生
mami先生

ご注意。常体と敬体が文章内に混ざっていると、確実に減点対象だよ。

2:「です・ます」を使う場合

ひよこ
ひよこ

どういう時に「です・ます調」を使うんですか?

mami先生
mami先生

・作文

・手紙

・志望理由書

ここら辺は「ですます調」を使うと良いよ。

「だ・である」調を使うときの注意点

mami先生
mami先生

ここからは文末表現の注意事項を伝えるよ。

1:「だ・である」以外の文末表現

ひよこ
ひよこ

小論文は「だ・である」調で書くとありますが、

「~だ」「~である」以外は使っちゃいけないということですか?

mami先生
mami先生

そんなことはないよ!

常体の文末表現はいくつもあるので、紹介するね。

・~なのだ。

・~べきだ。

・~だからだ。

・~であろう。

・~ではないだろうか。

・~ではない。

ギャルひよこ
ギャルひよこ

堅苦しい言い方、超苦手~

mami先生
mami先生

日常語と異なる表現は、練習が必要だ。

新聞や新書を読んで、常体に慣れよう。

2:同じ文末の重複に気を付ける

ひよこ
ひよこ

(文章き書き・・)

「僕はだだのひよこなのだ。しかしにわとりになる男なのだ

それが今の目標なのだ。・・・」

mami先生
mami先生

ひよこくん。同じ文末が3回も続いているよ。

同じ文末を繰り返すと、文章の繋がりが見えづらく、減点の可能性もある。

ひよこ
ひよこ

減点・・

mami先生
mami先生

小論文は見直しが大切。

書いている途中で、「冒頭から読み返してみる」こと。

文の繋がりで変な箇所がないか、都度都度確認しよう

その他の文末表現・注意事項 

1:曖昧な表現は避ける

ひよこ
ひよこ

「私はひよこになりたいのだと思われる・・」

mami先生
mami先生

「~だと思われる」は曖昧な表現だ。

小論文で曖昧な表現は、減点対象だよ。

ひよこ
ひよこ

そうだったのか・・。

どのような表現をすると、曖昧と思われますか?

mami先生
mami先生

~だろうと思われる」

「~ではないだろうか」

「~と言えるであろう」

「~と感じる」

ここらへんを使うのはNG。

根拠さえあれば、「~である」と言い切るようにしよう。

2:「!」「?」は使わない

ひよこ
ひよこ

「?」を使ってはいけないと教わりましたが、

それ以外にもありますか?

mami先生
mami先生

「!」「?」「…」これらの記号は使わないこと。

「。」「、」のみ使ってOKだよ。

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