こんにちは!
国語教師のmamiです。
・小論文とは何かが分かる!
・小論文を受験・試験で使う予定の人
・小論文って何?という人
・小論文の勉強を始めたばかりの人
小論文がサッパリわかりません!一体何を書くんですか?
小論文は学校で習う機会が少ない科目です。だから分からなくて当然!この記事を読んで、どういうもなのかイメージを付けてください。
まず小論文とは何かを定義します。まずは簡単な言葉で説明しますね。
小論文とは、あるテーマに対する「自分の意見」を書いた文章のこと。
同時に「読んだ相手が納得できる理由・根拠」が書いてある文章のこと。
意見と理由が書いてある文章ということですね。
そう必ず「意見と理由」がセットの必要があります。
なるほど!じゃあ意見と理由をセットにした文章を試しに書いてみます。!
僕の好きな食べ物は豆です。(主張)
理由は食べやすいし、美味しいし、コロコロしてて可愛いし・・・
待って!単に理由を並べれば良い訳じゃないよ。
理由は論理的・客観的に書く必要があります。
論理的って何ですか?
論理的って言葉は難しいよね。
「論理的」と聞くと、少し難しいように感じると思いますが、要は「相手を説得できるかどうか」ということ。
例えば修学旅行先を決める場面を想定して、論理的な文と、論理的でない文の違いを見てみましょう。
私は修学旅行、沖縄が良いと思うの!
だって何か良くない~?京都も良いけど~
絶対沖縄だよ~♪ね!
私は修学旅行は沖縄が良いと思います。理由は二つあります。一つ目は私達が歴史の単元で、沖縄に関するテーマを扱っている点です。文章だけでなく、実際にその現場を見ることで、より深い学びを得ることが出来ると思います。二つ目の理由は平和について考えるためです。現在世界の各国で戦争が起こり、日本も無関係でいられない時代に突入しました。戦争を知らない若者世代の我々が、戦争の悲惨さを知り、同じ過ちを犯さない努力をすべきだと考えます。
どちらが論理的かは一目瞭然ですね?
めがねひよこ君は、「沖縄が良い」という主張を、分かりやすい理由を用いて分かりやすく伝えています。
理由や根拠がきれいに順序よく示され、読み手に「なるほど!」と思わせられる文章を「論理的」と言います。
さっき先生は「客観的」とも言っていましたね。
そう。理由は客観的に書くことも必要です。客観的とは次のようなものです。
小論文で書くべき「理由・根拠」とは
・客観的事実
・具体的な数字
・反対意見に対する説得意見や対策意見
「美味しい」「可愛い」のような、人によって意見が変わるものは使用しない。
「豆は栄養価が高い」のように客観的事実を挙げて、読み手を説得させることが重要だよ。
なるほど!何となく小論文ってものが、分かった気がします!
今回の記事はここまでです!
これからも一緒に勉強しましょう!