こんにちは!国語教師のmamiです。
小論文の書き出し方が分かりません。書きたい内容は決まったのですが。。
小論文は書き出しが難しいですよね。
主張は決まっているのに、書き出せない!そのように悩む人は少なくありません。
その悩みを解決するために、書き出し方5パターン紹介するよ
Table of Contents
1結論を提示する
SNSは直接的な会話の補助的役割であるべきだ。
なぜならSNSは、直接的なコミュニケーションとは全く異なる性質を持っており、
その点を認識して利用しなければ、本来のコミュニケーション能力が育まれないからだ。
最初に「自分の一番伝えたい結論」から書き出す方法です。
前置きとかいらないんですか?
結論からスタートして何も問題ないよ。
むしろシンプルで、採点者にとっても読み易く好印象!
結論だけを書くのは、さすがに字数が少ないので、
結論+結論の補足説明を入れると、一層読み易い文みなります。
2テーマの説明をする
SNSとはソーシャルネットワークサービスの略で、人と人とが社会的に繋がる機能を提供するオンラインサービスのことである。確かにSNSはコミュニケーションを気軽に取ることが出来る便利なツールだ。しかし我々はこのツールに依存することなく、直接的な会話の補助的役割として活用すべきだと考える。
テーマを説明することから始める書き方です。
専門用語等、難しいワードがテーマの場合に使えます。
テーマについて知識がないといけないですね!
知識に自信がないときは使わないように。
大学によっては採点項目に「知識」を設けている場合もあるので、得点が稼げる可能性もあります。
この場合も「主張」を入れることを忘れないでね。
テーマの説明+主張で冒頭を作っていこう。
3テーマの近況を説明する
近年、低年齢層の携帯保有率が上がり、SNSの利用数が増えている。そのような中では、直接会話をするよりもSNSを通した方が、気持ちを伝え易いという風潮があるようだ。だがSNSは、直接的なコミュニケーションとは全くの別物である。その点を認識して利用しなければ、本来のコミュニケーション能力が育まれない。SNSはあくまで直接対話の補助的に使うべきなのだ。
テーマについて、世の中の状況を説明することから始める書き方です。
なるほど。
現状=問題点として書くんですね。
そうそう。
改善方法を本論で書くことに繋がるよ!
4賛成・反対意見を提示する
私は低年齢層のSNS使用に反対である。 確かにSNSはコミュニケーションを気軽に取ることが出来る便利なツールだ。しかし直接的なコミュニケーションとは全く異なる性質を持っており、その点を認識して利用しなければ、本来のコミュニケーション能力が育まれない恐れがあるのだ。
「〇〇に対し、賛成反対を示し、あなたの意見を述べなさい」と課題文であった場合に使いましょう。
賛成反対+理由を書けば良いんですね!
ただし注意があるよ!
賛成反対をむやみに決めるのはNG。
課題文で指示されている場合のみ、使うと良いよ。
5課題文の引用、要約
筆者は〇〇について、「~」のように述べており、この点について私は・・・だと考える。
課題文読解型や、資料読み取りの場合に使える書き出し方です。
ただし引用する場合には、「」等の記号を使い、引用していることを明確にしましょう。
課題文で言っていることを、まるで自分の意見のように書いてしまうと、
減点対象となることがあるよ。引用の場合には「」を付けよう。
小論文の序論は、あなたの小論文の「第一印象」となる重要な箇所です。
お!この小論文は良さそうだ!本論も期待できるぞ。
と、感じさせるのか。
何だか冒頭から何言ってるかわかんないな・・
減点しよう。
このように感じさせ、初っ端から減点されてしまっては大損です。
上の5パターンの書き出し方であれば、減点されることはありませんので、
問題に合わせて書き出し方をチョイスしてください。
この5パターンを覚えて、スムーズな書き出しをしよう。
この記事はこれで終わりです。
読んで頂きありがとうございました!