
こんにちは!国語教師のmamiです。
・資料読解型の小論文の書き方
・資料の読み取るポイント


グラフが付いている小論文の問題、
どこを見たら良いのか分かりません。

資料読解型の小論文だね。
グラフは特徴を掴むのが大事だよ。
解き方を一緒に勉強しよう。
Table of Contents
資料から読み取るべき2項目



資料で読み取ることは主に2つ。
①グラフから分かる事実
②出題者の意図
これを読み取ろう。

出題意図?
何を読み取るんだろう・・・
①グラフから分かる事実

まず読み取るのは①グラフから分かる事実だよ。
・顕著な変化(数字の増減)
・割合(何が多くて少ないか)
これらをグラフから読み取ろう。

この図だと、非正規社員の割合は増加傾向ですね。

他にもあるかな?

「不本意非正規労働者」が減ってきている。。
でもまだ1割以上、不本意で非正規になってるんですね。

良いポイントに気づいたね。
そのように「グラフからはっきりと分かる事実」を読み取ろう。
②採点者の出題意図

次読み取るのは、②出題意図。
「このグラフを使って、受験生に何を考えて欲しいのか」を考えよう。
これはグラフから読み取れる事実ではなく、採点者のメッセージを想像するということだ。

非正規を減らすには、どうするか考えなさい・・ですか?

それも良さそうだ。
でも鉄則として「資料はすべて使う」こと。
つまり「非正規の数」+「不本意非正規の割合」両方を踏まえて考えよう。

非正規社員は年々増えている・・。でも1割は不本意非正規労働者。。

そうだね。いい感じだよ。

「非正規としての働き方をあえて選ぶ社会現象について」考えて欲しい!とか、
「未だ1割いる不本意非正規労働者の改善策」を検討して欲しい!とかですね。

(めがね君、横入りしてきたな。)
さすが!めがね君。
グラフの事実とは別に、出題者のメッセージを検討しよう。。

・・・・・ちっ。
書き出し方

読み取った内容はどのように書けば良いですか?

資料分析型は、読み取った事実から書き出すよ。
次のような書き出し方が理想だよ。
◆資料が少ないの場合
(1)資料1より、〇〇ということがわかる。
(2)〇〇、☓☓、以上が資料1から読み取れる内容である。
◆資料が多い場合
〇〇は~である(資料1)。☓☓は~だ(資料2)。そして〇〇は~である(資料3)。以上が3つの資料から読み取れる内容である。
書く時の注意点


「非正規は年々増えている・・・」
このように書けばいいですか?

資料の情報を書く時には「正確さ」が求められるよ。
・非正規
・年々増えている
・(正式名称)非正規雇用労働者
・約30年間で14.2%増加している。
「事実」と「出題意図」は分ける

さきほど読み取った「出題意図」はどのように書くのですか?

必ず「事実」と「出題意図」は切り分けて書こう。
次のように書くと、採点者は読み易いよ。
資料1より、非正規労働者割合が直近30年間で14.2%増加しいていることがわかる。その中で、不本意非正規労働者は全体の11%いることが資料2より読み取れる。(ここまでが事実)
資料から伺える問題は、ワークライフバランスの考えが浸透しつつある近年、非正規としての働き方を敢えて選ぶ割合が増えている一方、未だに230万人以上いる不本意非正規労働者の多さである。一度非正規として働くと、個人の力だけで正規雇用に戻ることが難しい。希望する働き方へのサポートが強く求められる。(出題意図)

この後に自分の意見を書くんですか?

その通り。この後は通常の小論文と同じだよ。


資料には色々なグラフがありますよね。

円グラフ、折れ線グラフ色々あるね。
それぞれの見るポイントを伝えるよ。
折れ線グラフ


折れ線グラフは「変化をみる」ことが大事だよ。
・全体として上昇or下降しているか
・ある地点からどれだけ変化したか
・ある地点で急な変化があったか
そのような箇所をチェックしよう。
円グラフ、リスト型グラフ


円グラフもリスト型も、共に割合を示すグラフだよ。
割合が示されている資料は「多い部分に注目する」ことが大事。

〇〇が59%と一番多い!のように、具体的に書くんですね?

そう、必ず具体的に事実を読み取ろう。
資料読解型は書く内容のヒントが与えられているタイプの小論文。
頑張って練習していこう。
